40代にもなると20代や30代の時には想像すらできず、全くわからなかった現実が色々とわかってくる。
今回は20代や30代の“若い人”が心得ておきたい蘊蓄、講釈をまとめてみたい。
人間は今しか生きられないから今を生きるのは大切なこと。しかし、やがて津波のようにやってくる40代を若い時にイメージしておくと後悔しないかもしれない。
20代や30代の時は何ともなかった体の不調が起きる
徹夜してまで趣味や仕事に情熱を注いだりできるのは20代や30代だからこそ。
40代になると昔のように徹夜で何かをするというのは体力的にも精神的にもできそうにない。
調子のよい時ならできるかもしれないが、あとでどんな災難が起きるかわかったものではない。
勢いに任せて何かをするというのも体の不調を考えるとやりづらい。
20代や30代の時に治療した歯が寿命を迎える
虫歯などを治療して被せ物などで治療した歯は10年くらいでダメになる。
特に神経を抜いた歯は死んだ木のようなもので飾りのようなもの。10年もすると内部が割れて炎症が起きたりして抜歯するケースになりやすい。
対処法は明確にあって、20代や30代、もっと言うと10代のうちから歯を大切にすること。歯磨きや歯科医院での指導などをよく受けることだろう。
100均一の安い歯磨き粉と歯ブラシで適当に歯磨きしていると後悔する。
歯科医院で歯磨き指導を受けたり、歯科医院でも推奨される電動歯ブラシを導入した方がいい。そんなに高くないし歯を大切にしよう。
仕事や人脈は20代や30代のツケが回る
キャリア、キャリアと転職サイトなどでもよく言われるけど、仕事や人脈のツケが周るのは40代かな。
正直、30代は20代の延長戦みたいなものだから身構えるほどでもないけど、40代になると20代や30代の時の結果に左右されることになる。
とは言っても、仕事や人脈は結局は本人の性格とか持って生まれたポテンシャルや、ランダム要素ありまくりの生まれ育った環境や親ガチャなどにもよるから、身構えてもどうにもならない部分が大きい。
まぁ、緩くやった方がマイローゼにならないとは思う。思いのほか、他人や環境に左右されるから気張らない方がいいかも。
スマホやゲームに没頭しても意味がない
若い人が没頭しがちなスマホやゲームは時間泥棒だし、人生の本質からは遠いところにある。
ゲームなんかも特定のジャンルなんかはこの10年や20年で時流や流行り廃りで消滅寸前だったりする。
時流でなくなってしまうものに人生の大切な時間を消耗させられるのは勿体ないことだと気づこう。
消耗品に金をかけるのは馬鹿らしいと気づく
服とか身の回りの物全般で数か月や1~2年くらいでダメになると予測が付くものに金をかけるのは無駄である。
家電などは買い替えるのが大変なものである場合、ある程度はマトモなメーカーのものを買っておいた方が短期間で買い替えなくて済むので結局は安くつくし、精神的なダメージや疲労が少ない。
白米より玄米の方が旨いし健康にいいが炊くのに時間がかかる
日本人が当たり前に食べている白米は実際のところ、栄養分がそぎ落とされた状態になっている。
だから玄米を選ぶべきだが、ネックは炊飯器の玄米モードで炊くと非常に時間がかかる。
前日の夜にセットすればいいが、朝起きて炊こうと思ってもアウト。前日の夜にちゃんとセットしておかなくてはならない。
テレビアニメは大した話が進んでないのに時間がかかる
大抵のテレビアニメ(ネット配信のものを含む)は、放送時間を稼ぐために実際は大したストーリーが進んでいないにも関わらず、30分なら30分の時間を消耗させられる。
ぎゅっとしたら2分くらいでストーリーを説明できるものを30分くらいかけて放送しているようなものである。
同じ考え方は別の事象にも応用できて、本やネットのテキストで読めば2分でわかることを動画で見ると数倍の時間がかかる場合がある。
特にテレビは商業的な理由で放送時間を稼ぐ傾向にあるので時間泥棒になりがち。
もっとも、これは10代後半ですでに気づいているから、20代以降はほとんどテレビを見ない生活をしているが。
そろそろ親や大切な人が亡くなるのが40代
40代の人の親の世代というと70代以上の高齢者であることが多い。
いつ寿命を迎えてもおかしくないし、親が亡くなるのも時間の問題とも言えるだろう。
世の中の大抵のことは「どうでもいい」と気付く
世の中全般のことにおいて、自分に関係あることや、意識すべきことは1%程度しかないことにやっと気づくのが40代。
クッソどうでもいい情報に踊らされて本質を見つけられないのが20代や30代にありがちなこと。
10代は逆に情報や経験がなさ過ぎて本質に近づけない。
人は寄り道しながらも、なるべくして40代になるのだ。いきなりは仙人になれないということ。
ラーメンは味噌ラーメンが最も健康的に味的にも優れていると再認識する
ラーメンは様々な味があるが、ポピュラーなものでは醤油、味噌、塩、とんこつなどがある。
その中でも最も健康的にも味的にも優れているのが味噌だと再認識させられるのが40代。
醤油ラーメンやとんこつラーメンに野菜を沢山入れたらマズいが、味噌は野菜たっぷりにしても美味しい。
激辛にしたり油多すぎなのはダメだし、スープは塩分などの関係で半分程度は残すべきだが、選ぶのなら味噌しかない。
クリームパンよりアンパンを好むようになる
菓子パンを並べられてチョイスするのがアンパンになりがちになる。
20代や30代の時は圧倒的にクリームパン派だったのに、アンパンの方が美味しいという価値観に変わってしまうのが40代。
なぜならアンパンの方が奥行や深み、余韻などの観点からクリームパンよりも優れていると認識できるからだ。
味覚が変わるというよりは、食べ物の味に対する考え方が変わる。
健康面で言えば、糖質はメロンパンよりはマシだけどクリームパンより高くて、むしろ健康には良くないのかも。黙ってクリームパン食ってろ、という感じ。
所感
・・・とまぁ、上から目線で人生論を語ってみるつもりでいたのだが、いつもの5倍以上に締まりのない内容になってしまった。気が向いたり、これだというのを思いついたら適当に追記しようっか・・・。