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【意外】きっと登りはしないが富士山への登山について調べてみた

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東海道新幹線から撮った富士山

関東地方をはじめ、割と富士山近辺の地域に住んでいると晴れた日は遠くに富士山が見えたりするものである。

日本で一番高い山だから多くの人は「一度は登ってみたい」と思うのかもしれないけど、北海道出身で本州にある富士山に大きな興味が湧くことは未だかつてなく、不思議と富士山に登ってみたいという気持ちになったことはない。

だけど、一般常識として富士山への登山がどんなものか調べてみたので忘れないうちにメモをしておく。

頑張れば日帰りで登って帰って来れる

少し前にエベレストの登山について調べたものだが、エベレストは8千mを超える世界最高峰の山なので素人目線で考えても半端ではないことが容易に想像がつく。

エベレストは登る期間に関しても最低1か月はかかるという。ベースキャンプに出向くだけで何日もかかり、天候が良くなるまで待つ必要があるから登山経験などに関係なく最低1か月はかかるというのだ。

そもそも、エベレストは一般人が個人で登れるようなものではなく、地元のガイドを付けたり専門業者に依頼しないとならないので数百万~1千万円くらいの資金が必要だという。

だから、富士山も日本最高峰というくらいだから、エベレストまでは行かなくとも、それなりにハードルが高いのかと思っていたら意外や意外。

登山経験が豊富なベテランだったら早朝というか夜中に出発して頂上まで行って、その日のうちに帰ってくれるのだという。

これは意外だった。

基本的には1泊2日が推奨される

富士山の登山道は初心者向けや上級者向けなど何コースかあるが、一般的なケースで言うと、途中まではどこかの登山口に車や公共交通機関でアクセスして、初日は7合目だか8合目だかにある山小屋という宿泊施設に泊る。

そして、早朝や暗いうちに頂上を目指して、その足で下山するのが一般的な行程だという。

山小屋というのは一般的なホテルやペンションなどとは違って、持参した寝袋で雑魚寝で寝るようなところだという。食事も付けることができるのが一般的でメニューがカレーが基本。7月~8月などのシーズンだけ営業していて1泊1万円くらいだという。

山小屋が営業している期間の関係もあるし、基本的に夏場の限られた時期に上るから、登りたいという人が殺到するという。

富士山の山頂には郵便局もある

期間限定だが観光施設的な意味で郵便局まであるらしい。

さすがにコンビニとかサイゼリヤはないだろうが、郵便局関連の輸送はブルドーザーで行い、沢山ある山小屋などへの物資も運んでいるという。

先にエベレストの知識があったので、それなりのエベレストを想像していたが、日本最高峰の山は(エベレストに比べると)カジュアルな印象を受けたというのが正直なところである。

そんなことないんだろうけど、観光施設のように思えると興味がそそらないのが個人的には悲しいところかな。