腹が減っていれば何でも旨い、というのは真実だけど、玄米派の筆者が玄米にカレーは合うのか試してみた。
普通に旨いし、むしろ必然的に旨かった
結論を言えば普通に旨かった。
むしろ、これは必然の結果とも言える。
日本以外の国や地域では、多くの日本人が食べている精米した白いジャポニカ米でカレーを食べていることはなくて、ナンなどの小麦粉を焼いたものだったり、パサパサしたインディカ米だったり、米以外の穀物で食べている地域もあると思う。
カレー=精米したジャポニカ米という組み合わせが真っ先に浮かぶのは、日本文化と日本の常識にぬるま湯的に首まで浸かっていて、疑うことを知らないからなのである。
玄米の香ばしさとパサパサ感がカレーに合う
炊き方にもよるが、玄米の特長である香ばしさとパサパサ感はカレーの香辛料とベストマッチするのだ。
カレーに拘った専門的などで玄米を選べるようにしたらどうかな、と思うくらいなのである。
玄米を好む日本人が割合的には少数派だから、商売的には良くないのかもしれないけど、ベストマッチする組み合わせであることは間違いないだろう。
特に合うのは、南インド系の香辛料が効いてとろみのある本格的なルウではないだろうか。
日本で一般的に人気がある売れ筋のカレールウでもダメなわけではないが、スーパーで売られているようなものでも少し本格的な路線のカレールウの方が合う気がする。
スープカレーとか、でかい骨付きチキンとかが入っているカレーも合いそうだ。
玄米を炊いちゃったけどカレーを作るか迷っている人の参考になればこれ幸い。