コネタ

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【科学】膨張し続けている宇宙の結末、3つのシナリオ


我々が生存している宇宙は、約138億年前は1mmの何兆分の1よりもずっと小さいサイズだった。それが何らかの理由で膨張し、現在に至る。

そして、今も宇宙は膨張し続けている。

膨張し続けると宇宙はどうなるのか。現在の所、3つのシナリオが予測されている。

縮小して消滅する

限界まで膨張したところで、今度は縮小するシナリオ。

元の1mmの何兆分の1よりもずっと小さいサイズになって、消滅してしまうシナリオだ。

膨張し続けるが、中身がなくなる

宇宙自体は膨張し続けるものの、惑星や星などの物質すべてが分解されて何もなくなる。

最も有力視されているシナリオだ。

木っ端微塵になる

ある所まで膨張した段階で、バラバラに引き裂かれて消滅する。

これは3つの中で最も早い時期に起こりうるとされているシナリオだ。

つまり、地球は消滅する

あくまで現段階の研究によるところだが、どれであっても地球は存在できない。

「地球温暖化(実際は温暖化してないし企業や政府の戦略)」とか生ぬるいことを抜かしている、一般的日本人が思っているほど、宇宙は安泰な所ではないのだ。

※参考文献

ゲーム

【FF4】ファイナルファンタジーIVの感想 【ネタばれ】

1991年発売のFF4を初めてやったぞ。FF5以降はオンライン以外は13までプレイしたけど、4は初めてなんだ。

クリアまで20時間ちょっと。ちなみにPSP版。

初出は25年前のゲームだけど、壮絶なネタバレありなので注意。

FF4 ストーリー紹介

自分も初めてやったんだけど、FF4を知らない人のためにストーリーを紹介。

小さな村で暮らす少女リディア。

ある日、変な鎧に身に包んだ主人公の男2人組(セシル、カイン)が村を放火する。おまけに少女の母親を殺害。極悪非道にも程がある。

しかし、なんでだったか忘れたが、少女は主人公らと一緒に冒険することになる。

その後、セシルに想いを寄せて追ってきた後の妻、ローザとも合流。

ローザはカインの幼馴染で、カインの片思いの相手。しかし、ローザはセシルに夢中なため、カインの心に隙間ができて、悪い連中に付け込まれるようになる。

エンディングはカインが山に引きこもる描写で終わり、続編のThe AFTERでは悪いカインと良いカインに分離してしまう。

FF4は恋に敗れて悪に付け込まれたカインの話。

・・・たぶん、そんな話。

ゲームが「映画化」する以前の古き良きRPG

この時代のゲームは今とは比較にならないくらい少ない容量で作られているので、ムービーなんてものはない。

FF13くらいになるとムービーがメインでゲームはおまけ扱いだが、FF4はしっかりコンピューターゲーム、RPGという感じがする。

ストーリーが妙にあっさり進む

ハードやソフト容量の制約もあるが、人が殺されても、ものの数秒でサクっと物語が進むのは今となってはあっさり過ぎる印象を持った。

FF4はシリーズ中、リメイクや移植が最多。DS版などはキャラが台詞を喋るらしいが、ドット絵のキャラだからこその演出だと思った。

良い解釈をすれば、プレイヤーの想像に委ねているとも言える。映像やボイスで直接的にストーリーを説明するよりも、含みがあるとも言える。

パーティーキャラはかなり入れ替わる。いつの間にか仲間になって、いつの間にかストーリー上で死んで、パーティーから抜けて、顔も名前も思い出せないキャラが何人かいた。

エンディングで久しぶりに見たキャラも。ギルバートとかはどんな奴だったか思い出せなかった。

リディアは序盤はロリキャラ、後半は巨乳キャラ

ドット絵の方がリアルなCGより想像出来ていいんだけど・・・。技術の進歩は想像力を奪う。

終始好きだったのが、リディア。7歳のロリキャラだ。

ストーリーとしては、序盤、騙された主人公が間接的にリディアの母親を殺してしまう。

FF13で似たようなことが起こると、もう何十時間もグダグダになるのだが、FF4のリディアはあっさり和解して仲間になる。

中盤はパーティーを抜けて、時間の流れが速い幻界で修行する。後半、大人になって巨乳化して合流する。

リディアはFF4において、バハムートなどの強力な召喚魔法を使える唯一のキャラだ。

難易度はなかなか高い

FF4のSFC版は初出当時から難易度が高いことが知られ、イージータイプというのが別に発売されたりもしていた。

PSP版も若干調整はされているものの、SFCに近いらしくて、この時代のRPGを象徴するかのように、ストーリーを進めるためにレベル上げがかなり必要だった。

普通にストーリーを進めていく中の戦闘だけではレベルが不足した。

中盤で10くらいあげて、ラスボスが強すぎたため、ラスボス手前でさらに7くらいあげたと思う。

リディアでゼロムス攻略

ラスボスのゼロムスは、ビッグバーンという全員に2,000近いダメージを与える法外な攻撃を使ってくる。しかも、向こうのペースに乗ってる時だと、短い間隔で2回連続とか使ってくる。

普通にプレイしてたら、リディアのHPは1,000~1,500くらいしかないから、いかにビッグバーンが法外かわかるだろう。

「リディア死んでも無視」とか酷い攻略法を紹介している人もいるけど、今までリディアを主人公としてプレイしてきたから、今さら、そうもいかないんだ・・・。

ちなみに、最終メンバーはリディア、セシル、ヤン、シド、ローザを選択した(PSP版は自由に選べる)。

ビッグバーン対策で、リディアが生き残れるようにHPが2,200以上になるまでレベルを上げた。よく検証してないが、魔法防御力の高い装備にするのも効果的?

【攻略法】
1.ゼロムスは意外とローザのスロウが効くので、まず攻撃をスローダウンさせる。

2.セシル、ヤン、シドは攻撃担当。適当でOK。

3.ビッグバーンが来たら、ローザをエリクサーとかで最優先回復。

4.ローザは全員にケアルガ、リディアが倒れたらアレイズ蘇生。

5.リディアはバハムート召喚(3、4回発動すればまず倒せる)

これで余裕で倒せる。

エンディング

ゼロムスに苦戦した人にはちょっと寂しいくらいのシンプルな終わり方。この時代のゲームという感じがする。

FF7以降は何百人体制で制作しているが、この時代のコンピューターゲームであるFF4はなんと制作メンバーは14人だとか。

最後、リディアも結婚式に来てくれたし、よかったー。

リディアが終始可愛かったけど、今のゲームだったら間違いなくグッズとかフィギュア(一応あるけどいまいち)とか沢山展開してたと思うだけに、時代というのは残酷だ。

しかし、25年前のゲームを未だにリメイクとかで稼げるんだから、すごいものだと思う。

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『31歳ガン漂流』という本を読んで思ったこと

たまたま通りかかったブックオフで、たまたま自分と同年齢前後でガン?ということで気になった本。

数行ほど立ち読みしてその場では買わなかったものの、全治10日間の痔を患い、せめて自宅療養中に有意義な時間を過ごそうと思い、近所の図書館で3作全部が借りられたので感想を記述する。

痔の闘病中に考えさせられたこと

不幸中の幸いというか、痔は歩行や寝返りを打つこともできないくらい過酷な痛みを伴う(自分の場合)病気ではあるが、薬局で効き目の高い薬を簡単に買うことができる。

病院に行って手術しないと治らない痔は少数派で、多くは数日~1ヶ月で治る。

痔の闘病中に思ったのは、人間の幸せについてだ。とかく幸せを感じづらい時代などと言われるが、人間の幸せというのは「健康」だ。

生薬などという、半信半疑な市販飲み薬を飲み出して数時間後くらいから、それまでに酷い痛みが和らいできた時に思った。こうも痔だと、ベッドから出るのも一苦労で、向かいにあるコンビニに行くことすらできなかった。

痔になる前は思いもしなかったが、健康であること自体がすで「幸せ」なのである。

31歳ガン漂流で共感したこと、しなかったこと

まず著者はプロのライターであって、文章の素人ではない。

そして、日本人の死因トップはガンだが、肺ガンはガンの中でも最も治療が困難。一説には日本だけで1日100人くらい肺ガンが原因で亡くなっている。

1冊目の前半で著者自身が「よくある感動させる闘病記ではない」と述べているが、プロのライターが書いている割には「ガン」という病気について深く調べてるわけではなさそう。知らないことについて書くというのは困難だと思うが、音楽や映画関係が専門ということだけども、肝心な自分の病気のことはそれほど語られないで死んでいく。私はこういったあたりには違和感を感じた。

アマゾンで中古1円で売られているのは、違和感を感じない。

その他、思ったこと。

・著者は喫煙者で肺ガンが原因で死んでいく。作中には「煙草の吸い過ぎ程度でこの年齢で肺がんになるわけがない」というような記述があり、原因は「遺伝的なもの」と説明されている。30代や40代で煙草の吸い過ぎで死んでる人は世界にゴマンといると思うが、どうなんだろうかと思う。作中で喫煙している場面はないし、煙草の煙を吸う場所を避けている描写がある。

・人が誰しも31歳とかで「遺伝的なもの」で急に肺ガンになり水が溜まり出して、2年後にあっさり死んでしまう可能性があるのだとしたら、今生きている人達は生きた心地がしないのではないか。

・著者自身が「ガン闘病は金持ち(ボンボン)の道楽」というけども、大学入学まで2年も浪人させて貰えて、頻繁に山形から東京まで新幹線で親族が行き来している描写からするに、個人的な感覚としては、程度問題だが著者はボンボンであるという印象を持った。フリーライターの収入はよくわからないが、お金のかかる大型バイク所有、それなりに家賃の高い場所に住んでいるなど。

・ガンで闘病しているというと、個人的な想像だとおかゆとか病院食くらいしか口にできないのかと思っていたが、そういうものなのかはわからないか、余命1年以内とかになっても外食(激辛ラーメンやハンバーガーとか)やコンビニ弁当中心の食生活というのが、どことなく違和感を感じた。

・激辛ラーメンは普段でも体に悪い食べ物なので、遺伝的なものだけが原因なのかなぁ、と素人感覚では思ってしまった。体調その他のコンディションが悪いときに、激辛ラーメンなんか食べたらガンにならなくとも、個人差はあるだろうが痔になってしまう確率が非常に高い。

・著者は闘病中に自伝とされる小説を完成させるのだが、これはアマゾンの書評によると(本当に自伝だとしたら)内容が法律、道徳的によろしくないという。

・作中で沢山の「友人」が登場するが、後半で夜通し看病してくれる1~2人くらいを除いては、どいつもこいつも、余命宣告されている人間に対する言動とは思えない振る舞い。まさに他人ごと。例「闘病記が面白くない」とか。今で言う「Facebookの友達」レベルの人達を「友達」と呼んでいるのだろうか。

・こういう大きい病気は、病気自体以外にも、入院生活というのが恐ろしく嫌だと思った。病室の人間関係、看護師、医者などの医療関係者など。

・仕事上の恩師みたいな人も何人か登場するが、「お前はライターなんだから(闘病記を)書きまくれ」などと助言する。31年の人生に対して、ほんの数年程度しかライターという仕事をしていないのに、余命2年なのによくそんなこと言えるなと思った。結果、本人がその気になってしまった。

・3冊も読んでしまってあれだけども、少なからず出版社側の商売とかも絡んでいるし、どこまでが商売で、どこまでは通常の人間としての考え方なのか、3冊読み終えても全くわからななかった。肺ガンで死んでいく人は上述のように沢山いるが、せっかくプロのライターが書いた闘病記なのだから、「ラーメン食った」「寿司食った」の描写ばかりじゃなくて、どうせならもっと深い内容であって欲しかった。

・同年代だから手にとってしまったけど、社会や人間、家族、友人、仕事というものに対する「他人(著者)」の考え方について、色々な意味で考えさせられた本ではある。