Fourth Stage 沖縄本島編

7日目 糸満、本島南部への旅

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もし、貴兄が沖縄でリッチピープルの観光客集団を尻目に、ひとり貧乏自転車旅行をするというなら・・・・ネットカフェ派ならコミックバスターというチェーン店が有力であると助言したい。

北海道や東日本では自遊空間という店が有力だが、沖縄には那覇の国際通りに1店舗あるのみ。しかも、場所が場所だからか、徹夜でデカい一人言を言いながらゲームをやっているような人もいる。沖縄の南部や中部を巡るなら、コミックバスターの場所をチェックしておくのがお勧め。料金的にもお得だし、なにより快適な店内であることが多い。店名に『コミック』とあるけども、ネットカフェと何にも変わらない。

旅も終盤に差し掛かり、今日は南部の糸満市方面へ向かう。自転車で旅をすると一目瞭然だが、沖縄本島は地域によって街の雰囲気が大きく違う。南部は日本人が多くて、街並みが日本的(沖縄的)だ。

美々ビーチ。観光客が来ているのはほとんど見たことがない。散歩してる近所のオジさんとかが多い。バーベキューやマリンスポーツの道具貸出みたいのもやってるらしいが、沖縄に来たらここにはよく来るのに、私はそういう人達を一度も見たことがない。真夏限定なのだろうか。

5~6回くらいはここにきているが、記念撮影。

このあたりは新興住宅街。しかも、3階建くらいの立派な家が多い。

沖縄移住ブームが起きて何年も経つが、集落での濃密な近所付き合いに抵抗があって、こんなふうな新興住宅街に移住する人も多いという。しかし、人間が二人以上いれば多少なりとも上下関係が生まれる・・・。そううまくは行かないらしい。

豊見城市名産のちゅらとまと。沖縄ではビニールハウスで加温しなくても冬にトマトが栽培できる。夏場だったら、やはり北海道のトマトが一番美味しいとは思う。北海道の道の駅の直売所で食べた、あのトマトの味は忘れられない。

ちなみに、豊見城は「村」から「市」に一気に昇格した街。

アウトレットモールあしびなー近くのTOMITONには、沖縄そばの名店がいくつか集まったフードコートがある。各地の名店まで足を運ぶのが面倒な、ものぐさな人には大変助かる。このフードコートは意外にも地元の人が多い。

考えたら、沖縄に10何回も来ているのに、初めてちゃんとした店で沖縄そばを食べた気がする。スーパーに売っている生タイプの自分で作るやつとか、インスタントとかばっかりだった。そういうのと、麺もスープも全然違う。スープは甘味があって、全然別物という感じがした。とんこつスープ、500円か550円。

再び豊崎海浜公園へ。某ヒット作の沖縄映画のロケ地にもなった「ニィニィの丘」で休憩。某映画は沖縄ツウの人の間ではかなり評判が悪い。沖縄の役者が全然出てこないとか、登場人物が乗ってくる船と島が一致していないとか。

ビールにそれほど詳しくないが、オリオンビールはアサヒビールのような淡泊な味。オリオンは埼玉のスーパーでも大抵売ってるので、実際、プレミアム感はゼロに等しい。個人的には、キリンか、暑い日に飲むサッポロビールの方が好き。ブルーシールのアイスは、初めて沖縄に来た時から10年ぶりくらいに食べた気がするが、割と普通のアイスという味。

那覇の国際通り入口付近。今は土産物屋や飲食店が集まる観光客だらけの健全な場所だが、昔はもっとガラの悪い場所だったらしい。朝方とかに酔っ払い風のゲイっぽい人に絡まれたことが3回程度あるが、別に危険な場所ではない。国際通りは路地裏に入って行くとディープな世界が待っている。

北海道では、これのカニバージョンをよく見る。

某なんみんのホテルを当日割引で安く予約できたので、夜まで休憩。ネットカフェで6時間パックとか、8時間パックとかで普段利用していると、ホテルでも1時間あたり何円だろう~とイヤらしい計算をしてしまう。イヤらしい計算の結果、15時チェックインで翌朝10時まで利用した場合、1時間約120円だった。ネカフェより相当安い。ホテルに着いた頃から天気が崩れて雨が降ってきた。自慢するが、私は晴れ男だ。

夜は国道58号線のフェリーターミナル「とまりん」近くにある軽食の店「ルビー」で食事。徒歩で移動。開店51周年の歴史ある沖縄の食堂。写真のメニューはすきやきで、ルビーで頼むのは大体すきやき。ルビーは人気店なので、時間帯を考えていかないと店内に入れない。私は、普通の人の食事時間帯を外して行く。

膝の痛みは重症というほどではないが、自転車に乗っているより、歩いているほうが逆に痛むことに気付く。

図書館の本で調べたら、ランナーズニーと言われる症状のようであった。その名の通り、長距離走など膝を酷使するスポーツでなりやすいが、自転車でもランナーズニーになる。

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