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奄美大島の「奄美アイランド(原野農芸博物館)」に行ってきたぞ

奄美大島にある「奄美アイランド(原野農芸博物館)」に行ってきたぞ。

奄美大島でたぶん唯一の動物園的な施設だぞ。博物館もあって大人200円という優良(有料)な施設だぞ。

場所はマングローブパークのやや近く

場所的にはマングローブパークという、奄美大島を南北に観光する人なら誰しも通る道の駅的な施設のやや近くにある。2020年10月現在、公式サイト的なものはなく、それほどメジャーな施設ではないので秘境的。

歩いていく場合はマングローブパーク入り口や、その近くの何とか橋のバス停から歩くと20分くらいで行ける。沖縄とほぼ同じ気候なので、夏場の太陽には気を付けよう。

豪雨被害で壊滅→復活を遂げたらしい

何も知らないでいると、沖縄本島中部〜北部によくある、やる気のない寂れた観光施設と同じように見えてしまうかもしれない。

しかし、ここが寂れているように見えるには理由がある。数年前の豪雨で土砂崩れが起き、展示物の大半が破壊、流失しているという過去があるのだ。その後、懸命の復旧作業で今に至っている。

この施設は屋内展示の博物館的施設と、外にあるミニ動物園、サボテン植物園の3本柱。これで200円なんだから、奄美大島に行くなら、都合を付けて訪れた方がいいだろう。

動物園はニワトリ中心で異色

魅惑のワンダーランドの入り口

奄美大島は鶏飯や焼き鳥など、鶏肉料理が多いところ。そのためかどうか知らないが、動物園はニワトリ中心で異色の存在だ。

日曜日だが客は筆者だけ。借し切りプランではない。

キリンのオブジェがあるが、実物のキリンはいない。

日曜日に訪れたが、観光客も地元の人も誰もいなかった。但し、たまたまという可能性もあるので、他の日はたくさん人がいるかもしれない。

こちらはメインのニワトリ。チャボという種類。小学校とかで飼ってた気がする。色々な種類のニワトリがいる。

柵の網目が細かいので撮影しにくい。

ニワトリ以外にもいくつかの種類の鳥がいる。小さい猿みたいのに1匹くらいいた気がするが、圧倒的に鳥が中心。

これはインド孔雀だと思う。他の鳥と同じ檻にいるので、割とカオス空間。羽を広げると豪華なのだと思うが、広げてくれなかった。

動物園は大体こんな感じなのて、奥に進んでいく。カンガルーとティラノサウルス?のオブジェクトがある。どちらも実物はいない。

ティラノサウルスは破損している。筆者は近くのバス停から20分か30分ほど歩いて訪れたが、近くの風景はマングローブや熱帯的な植物が多くて、道路脇に何かを防ぐための鉄格子があったりして、まるでジュラシックパークみたいなのだ。

ティラノサウルス?に破壊された東屋。昔はここで休憩している家族連れとかもいたのかもしれない。沖縄のやる気のない観光施設は、やたらと休憩ブースが多いけども、ここは休憩ブースというものが少ない。

こちら3本柱の最後になるサボテンコーナー。

よく植物園などに行くとその植物の解説があったりするが、ここは何もない自然のまま。サボテンの知識があらかじめないと、ああサボテンだなぁとしか感想を抱けない。でも、内地から訪れるとサボテンばかりの景色にメキシコ的(行ったことないから想像だけど)な異国を感じるかもしれない。サボテンの植物園くらい内地にもあるけど。

ここは唯一の機能している休憩コーナー。ニワトリに囲まれながら鶏飯が食べれたら・・・面白いかもしれないが、飲食施設はない。

まとめ、評価

こんな人におすすめ
・少し長めに奄美大島にいて、他に観光する場所がなくなってしまった人
・寂れた観光施設が好きな人、マニア
・ニワトリにノスタルジーを感じる人
・豪雨被害やその復旧を学びたい研究者

総合 ★★☆☆☆
(5段階評価で2ポイント)

旅モノ

日本最北端の離島、利尻島・礼文島に行ってきたぞ

北海道の最北端であり、日本の最北端でもある離島、利尻島と礼文島に行ってきたぞ。厳密には礼文島が最北端。利尻と礼文はフェリーで40分くらいの距離で、稚内からギリギリ日帰りで2つの島巡りが出来るぞ。

稚内までは旭川からJR特急で片道3時間半、札幌からは5時間以上かかるので、最低でも稚内に2泊は必要。稚内市内も散策するなら3泊あるとベスト。

コロナだけど割と観光客は多い

稚内駅の東側やや南にあるフェリーターミナル。北防波堤の方じゃないよ

時は2020年9月、GoToトラベル見切り発車の最中で世界はコロナのニューノーマルだか新しい生活様式wで動いている時代。

不要不急の外出やソーシャルディスタンス糞食らえなのか、普通に団体の高齢者ツアー客のバスが早朝にフェリーに合わせて停まっていた。高齢者団体はGoTo対象外だった気がするし、東京(この時期は東京都民は対象外)からの団体のようにも見える。

過去の旅行記でも言及しているが、団塊世代は集団就職やら軍隊教育やらで、旅行も団体を好むのだろうか。いい歳した大人が旗振りながら歩いているガイドにくっ付いて旅行するなんてみっともないけど、いまや日本の人口の3割〜4割近くが高齢者なんだから、日本に未来はない。

日本最北端なので自撮り厨にもなるw

稚内のフェリーターミナルの中。日本最北端の辺境の地とは思えないほど、綺麗な建物だ。フェリーの時間に合わせて営業するコンビニ的な店があるだけ。日中だとレストランも営業しているみたい。

もっとも、稚内市内にはこの地を牛耳っているセイコーマートが数店舗あり、フェリーターミナルの近くにもある。おそらく、あなたが滞在することになるホテルからフェリーターミナルに向かう間にもあるのではないかと思う。

稚内駅の近くには北防波堤というかつて(?)のフェリー乗り場に向かう通路のようなものがあるが、利尻島や礼文島に向かうハートランドフェリーの乗り場は南東の方なので注意。早朝とかだと場所を間違えると致命的だし、旅程が壊滅するので自信がない人は前日に下見をしておこう。辺境の地でスマホの電波やGPSも微妙な場合があって地図がうまく表示できない場合もあるから、スマホ頼りの人も注意。

フェリーの中。2等客席というか、デッキの席はこんな感じ。ハートランドフェリーの場合は、船にもよるが、後ろ側にしかデッキ席はない。本州の離島に向かうフェリー(新潟の佐渡とか)や沖縄の離島のフェリーは、サイドとか前方にもデッキ席があったので、よい居場所を探すのが難しい。また、9月だから朝夕はそれなりのコートっぽいものがないと結構寒い。

今時のフェリーらしくwifiが使えて、フェリーにしては電波良好、快適だった気がする。

2時間近く乗って、最初の島、利尻島に到着。利尻島にようこそみたいな文字は、礼文島にもあって、2つの島はテイストが似ている。沖縄の離島だと近隣の島でもライバイ関係にあって差別化されていることが多いが、稚内、利尻、礼文は3セットくらいなイメージかもしれない。そもそも、沖縄だと近隣の島でもフェリーで直に行き来できななかったり、しづらいようになっていて、一旦、沖縄本島に戻らないとならなかったりするし。

フェリーから降りて、フェリーターミナル周辺を歩いてみる。

風景は海が近くにあることを除けば、どこにでもあるような北海道の田舎の街並みのようだ。いや、実際に北海道の田舎の街であることは間違っていないが。常に海からの風で肌寒い。

有名な利尻富士。団体観光客は登山客のように見えなかったし、登山客っぽい人はあまりフェリーで見かけなかった。時期によるんだろうか。

利尻の鴛泊フェリーターミナル周辺。海の駅なんていうらしい。

利尻はフェリーターミナル内にも食堂、レストランが2軒(うち1軒は夏季限定?)もある。ターミナル前にも食堂が数軒あって、いやにも観光客相手で入りづらいし、値段がやや離島価格なものの、食べ物には困らないだろう。

ウニ丼が有名らしいが、どこの店も裏で協定を結んでいるのか4,500円固定。利尻も礼文もだ。普通に700円くらいでラーメンとかも食べられるし、現実的に歩ける距離にセイコーマートもあった。時間的な都合で利尻か礼文かどっちかだけ訪れるなら、最北端じゃないのが惜しいけど、自分は利尻の方が過ごしやすく感じた。

フェリーの時間に合わせて観光バス(3千円くらいかかって高いが)も出ていた。但し、コロナの関係で運転日が微妙なので確認が必要。チケットはフェリーターミナルで買う気がするが、ほんとに行きと帰りのフェリーにピッタリ合わせた時間配分なので微妙。自分は利用しなかったが、5人くらい乗っていた。観光名所を3時間くらいで回るらしい。

観光バス以外の交通機関としては、レンタカー、バイク、レンタサイクルがある。レンタサイクルだと礼文島も巡る日帰りプランだと、時間的に行けるところが限られている。結構でっかい島なので、徒歩ではもちろん、レンタサイクルでも数時間で行ける場所は限られる。

但し、キャンプ場がいくつかあるので、ツーリングで島に宿泊する人は目的地として良いのではないかと思う。離島で風が強いし、悪天候時のエスケープがしづらいので登山用などのハイレベルなテントがあった方が良いだろう。間違ってもホームセンターで3千円くらいのテントはオススメしないレベルではなくて、明確に使ってはいけない。

日帰りで礼文島にも行くので、あまり思い出も作れずに礼文島行きのフェリーに乗る。3時間くらいで徒歩で観光して回れる範囲は限られていることを思い知る。

この時に乗った船は割と豪華なやつで、2等の客室が豪華。雑魚寝ブースだけの2等船室もあるが、いかにも低コスト旅行みたいで抵抗のある人もいるだろうし、こういう客室の方がこれからの時代は好まれるだろう。

礼文島に到着。フェリーターミナルやその周辺も、店のラインナップが違うだけで、利尻とテイストは似ている。人によっては、どっちがどっちなのかわからなくなるかもしれない。

街並みも、やはりというか北海道の田舎の街を歩いている感じ。フェリーターミナル近辺にセイコーマートはない。個人商店のようなコンビニ的な店はあった。礼文饅頭が有名だというので買おうと思ったが、外から見たら売り切れていた。

街中のある神社のあたりの高台から利尻富士を見る。山の写真を撮っている人には撮影ポイントじゃないのかしら。

日本最北店の書店、Book Ai Land。興味本位でお邪魔してみたが、児童書中心で、雑誌とかはなかった気がする。

礼文島のゆるキャラ。ゆるキャラブームに乗っかって誕生したのかどうかは知らない。利尻にはリスと昆布のキャラがいる。本州付近だと美少女、萌えキャラだったりするが、普通にゆるキャラ。

礼文のフェリーターミナルで食事をしたい人を独占状態(?)で入店させる飲食店。なにしろ、フェリーターミナル内はもちろん、近辺の歩ける範囲に入りやすそうな飲食店、食料品店はなかったのである。

寿司からラーメン、定食までなんでもある。焼き魚定食みたいのが食べたかったけど、寿司を頼んでみた。1350円の上寿司。寿司の味が判断できる能力がないが、スーパーの惣菜や回転寿司とそんなに変わらない気もする。日本最北端の雰囲気を味わいたい人向け。他に店があまりないので、時間帯によっては満席に近い賑わい。

日本最北端の離島ということで、そんなに派手さはもちろん、リゾート感はないが、辺境の地を好む旅行マニアの人などは行ってみるとよいだろう。ちなみに稚内、利尻、礼文を回ってフェリー台は6千円台。

ゲーム

【PS4】龍が如く6の舞台、尾道に緩く聖地巡礼…ゲームと現実の交差

新幹線のぞみで東京〜福山へ

福山から在来線で尾道へ!

PS4の龍が如く6の舞台、広島県尾道市に行って来たぞ。ゲームでは散々歩き回ったけど、実際にいくのは初めて。

聖地巡礼ってほどでもないが、ゲームをやる前後で街並みを見ておくとゲームの印象が変わるかも。

尾道に到着

東京から尾道までは新幹線と在来線で最短4時間ちょっとくらい。福山乗り換えが一般的な模様。新幹線の新尾道というのもあるが、市街地から遠いので、福山乗り換えがいいみたい。在来線は20分おきくらいに走っていて、首都圏の郊外くらいの頻度。

龍が如く6では尾道駅はぎりぎりでマップ街で訪れることはできない。だが、ほぼ尾道駅から東側に道路を一本渡ったあたりまでは行くことができる。尾道駅を出て左側を見るとゲームでの移動境界線あたりなのだ。

尾道駅から真正面に進むと、ゲームでもよく見たような光景になる。造船所らしいきものや、瀬戸内海がある。このあたりは緩い観光地で、平日は地元の人たちがいる。近隣の学校から修学旅行や見学旅行に来ている人たちもいる。

土日になると瀬戸内海のしまなみ街道がサイクリングロードとして有名で、レンタサイクルを使った観光客のサイクリストがいっぱいになる。レンタサイクル系の施設も多い。自分のロードバイクなどを持ち込んでいるガチな人たちもいる。ロードバイクなどの自転車専門店が多いのも特徴だろう。

ゲームではフェリーに乗って黒幕と大事な話をしたり、決戦に向かったりする桟橋だ。実際に歩いてみて思ったが、ゲームと実際だと、所々、縮尺がうまいことデフォルメされている気がする。でも、このあたりは割と忠実だ。

アーケード街。ゲームだとマップの西側に少しあるくらいだった気がするが、実際はかなり広い範囲にいくつかのアーケード街がある。

このアーケード街はゲーム同じ位置でハルトを抱えて走り回った気がする。

線路側のあたりもゲームでよく見る場所で感激した。

線路を潜るやつも感激。ゲームでもよく通ることになる。

線路付近にある歩道橋、跨線橋。バイクや自転車があってゲームと同じ。

ゲームと同じ、階段が沢山ある。観光地だがバリアフリーではない。

ロープウェイ乗り場付近。ゲームだとタクシーが停まっているが、付近は細い道や階段なので、タクシーが停まっていたりしない。

階段や坂があまりにもきついのでロープウェイを利用した。体力のある人は歩いても上まで行ける。でもロープウェイは景色がいいので乗ってみるといいかも。片道300円くらいだった気がする。

登ると句碑があった。句碑は元々達筆なのと風化?していて、看板に書いてあるじゃないと読めなかった。山の上の方には美術館?みたいな施設がいくつかある。

下界に戻って散策へ。猫が多いところで、猫ボックスがあった。

これはゲームだとモレノのモデルになった建物のような気がする。ゲームとは微妙にデザインが違う。

ゲームでのスナック街は現実だと久保二丁目という住所。駅からは結構歩く。

スナック清美のあたり。このあたりは道が入り組んでいて慣れていないと迷子になりそうになる。地元の人向けの昭和のスナック街という印象だ。日中だと人も少ない。

夜に来た時の様子。ゲームと違って怖い人たちがうろついていたりはしないwので、ゆっくり散策ができる。

ゲームでも出て来た食堂、米徳。昼間は営業していなかったが、人気の店らしい。

おやつとやまねこ。ゲームでも出てくる尾道プリンの店。観光客に人気で売り切れ次第終了。

この他、広瀬一家の事務所があったりしたが、一般住宅なので写真は省略。

尾道に行ったことがない人は訪れるとゲームが楽しくなるかも

龍が如く6をやったことがある人やこれからやる人で、尾道に行ったことがない人はこの機会に行ってみるとゲームでの感じ方が違ってくると思う。

尾道はこのあたりでは観光地として有名な場所だが、関東以北に住んでいる人など、違う地域の人は行ったことない人も多い気がする。のんびりした観光地という印象で、日常のギスギスした心wが癒されること間違いない。